RSウイルスとは風邪との違いは?赤ちゃん場合の症状 感染症予防

インフルエンザが流行る季節が近づいていますが、

ひとあし先にRSウイルスが流行る季節でもあります。
(9月~4月)

RSウイルスって一体何なのでしょう?

赤ちゃんがいるご家庭だと、ママはなんだか怖いですよね・・・。

どんなウイルスなの?風邪との違いは?

赤ちゃんが感染するとどうなるの?

感染しないためにはどうしたらいいの?

いろいろと調べたことをお伝えします。

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Contents

RSウイルスとは 風邪との違い

RSウイルスのRSとは、Respiratory Syncytialの略で英語で「呼吸器合抱体」という意味です。

このウイルスに感染すると、呼吸器系統をやられてしまいます。

RSウイルスは風邪の一種でもあるので、1歳の赤ちゃんで半数が、

2歳になるとほぼ100%かかった経験があると言います。

そして一度かかってもまた繰り返しかかります。免疫ができるわけではありません。

これは風邪も一緒ですね。

症状も風邪に似ています。咳、鼻水、熱などです。
(次の章で改めて説明します)

では違いはというと、呼吸器系統の症状がひどくなることです。

特に、次の赤ちゃんはひどくなるので注意が必要です。

●早産だった
●先天性心疾患がある
●慢性的な肺疾患がある
●生後6ヶ月以下

当てはまる赤ちゃんの場合、症状が悪化しやすいそうです。

細気管支炎や肺炎などを起こすことも多く、入院が必要になります。

5日間~14日間など、長期にわたる場合もあります。

1歳以上の子がかかっても普通の風邪とほとんどかわりないのに、赤ちゃんにはとても怖い風邪です。

大人にも伝染りますが、やはり風邪と変わりがなく特別にRSウイルスに感染したという自覚症状はありません。

RSウイルスにかかった赤ちゃんの症状

RSウイルスか風邪か、初めは症状がとても似ています。

鼻水が出て、鼻づまりを起こしたり、高熱が出たり、咳がひどくなったりします。

症状が似ているので見分けにくいですが、

RSウイルスに感染していて、症状が悪化すると、

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特に呼吸がゼイゼイしているとか、ヒューヒューと音がします。

大人がダッシュしたあと息切れしますが、その状態がずっと続くような感じになります。

赤ちゃんがこれでは苦しそうです。

この場合、呼吸困難を起こしているので、急いで受診してください。

上のお子さんがいる場合、幼稚園や保育園で、RSウイルスが流行っているかお知らせがあったりします。

その場合は特に、赤ちゃんが軽い風邪の症状に見えても、感染の可能性が高くなりますので注意が必要です。

RSウイルスの感染症予防

RSウイルスは風邪と同じに感染経路をたどります。

他人の咳やくしゃみ、鼻水、唾液、痰などの飛沫感染です。

赤ちゃんがウイルスに感染しないように、次のことを家族みんなで心がけましょう。

●外出から帰宅したら、手洗いうがいをしっかり行うこと。

●不要不急の外出を避け、人ごみに近づかないこと。あまり人と接しないこと。

●風邪をひいた人と赤ちゃんが接触しないようにすること。
接触する場合は、マスクをし、手を除菌してからにすること。

風邪の予防と一緒ですね。

ほかに、タバコの煙を避けることや赤ちゃんのおもちゃを日頃から清潔にしておくことを心がけましょう。

まとめ

RSウイルスと風邪との違いについて、理解が深まりましたか?

赤ちゃんの月齢が低いうちは、風邪の季節は特に人ごみを避けて生活していきましょう。

時期を同じくして、インフルエンザウイルスもいますから、その予防にもなりますね。

ただ、鼻水がとまらなかったり、咳が頻繁にでるときは迷ったらまずお医者様を受診しましょう。

月齢が低い時は特に、小児科に行くとほかのお子さんたちから隔離してくれることもあります。

病院に行くとほかの病気をもらってきそうで危険ですけど、そのように配慮してくれると安心ですね。

心配な時は、病院に相談してしまうのが一番だと思います。

何よりかからないのが一番ですから、ウイルス感染しないよう、日頃から予防を心がけて赤ちゃんを守ってあげましょう。

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