筆者は子供の頃から手荒れを起こしていましたが、子供を育てている今では完治しました。
一番ひどくなったのは第一子出産後、おむつ替えや沐浴で水仕事をする頃でしたが、
その頃よりずっと水を使っている今は手湿疹はほとんどでないか、出てもすぐ完治しています。
治ったきっかけの薬と、その後の手湿疹を避ける生活のコツをお伝えします。
Contents
手湿疹が完治するまで
子供の頃からアトピー持ちだったので、手荒れがひどくても、皮膚が弱いんだから仕方ないと諦めていました。
冬になるとあかぎれもできます。
結婚し、家事に育児が加わり、大人が水を使って世話をすることはどうしても必要になります。
この頃指のがさがさはピークになり、皮がむけすぎて、手袋をしても痒いし、ハンドクリームを塗っても痒い、
ステロイドを処方されたらちょっと良くなりと繰り返していました。
夜も痒くてぼりぼりかいてしまい、ますます悪化し、家やバッグの中で、指の皮がぱらぱらと落ちている状況で、見た目にも汚かったです。
どうせ治らないだろうと思いつつ皮膚科に行くと、いろいろ指導してくださいました。
「ここまでひどくなったら一旦ステロイドを使いましょう」と以下のアドバイスをもらいました。
●ちょっと良くなったと思っても、ちゃんと治るまでは塗ること。
●ステロイドは朝晩の2回塗る。
●手を洗ったらワセリンを塗る。昼間はベタつかないようにミルクタイプのもの。
夜はしっかりした軟膏タイプのものを塗り、指先を切った綿の手袋をする。
(通気性は良くしておく)
●炊事・洗濯など、水仕事をするときは、必ずプラスチック手袋をすること。
シャンプーくらいならしなくても良い。
●赤ちゃんのおむつを替えるときは、プラスチック手袋をすること。
手荒れが治っても、水仕事をするときにはプラスチック手袋をするように言われました。
プラスチック手袋は使い捨てのものですが、ゴム手袋じゃなく、内側に粉も付いていないものが良いです。
かゆみを抑える亜硝酸なども混ぜたステロイドの薬をもらったのですが、最初だけでした。
傷が治ったら、あとはこまめに保湿です。
これが3年前に施された治療ですが、それからはたまに手にぷつぷつができることはあっても、
保湿をサボったことを思い出して、ワセリンを塗るように心がけると治まるようになりました。
毎日痛くて憂鬱だった手湿疹から解放された生活を送れるようになりました!
手湿疹の原因
手湿疹の原因は、乾燥することによる、肌のバリアの低下です。
手を洗ったりして、皮膚の油分、水分が乾燥してしまいます。
そこに、洗剤などの刺激が付くと、痒くなったり、炎症を起こしたりします。
刺激によって、手に水泡ができるようになったりします。
家事育児で水仕事を多くする人、乾燥肌の人は特に肌のバリアが弱くなっています。
そこに、洗剤やほこりなどの刺激を受けやすくなってしまうのですね。
刺激を受けないように、油分水分をなるべく流さないことと
こまめに保湿をすることがとっても重要です。
乾燥肌を改善するよう心がけましょう。
手湿疹に良いハンドクリームは
手湿疹がものすごくひどい時は、市販のハンドクリームは逆効果とのことでした。
香料を始め、いろいろ混ざっていて刺激になってしまうからです。
一番良いのは、余計なものが入っていない、シンプルなワセリンです。
ワセリンは固めなのでべたべたすると思いますが、最近はミルクタイプや柔らかいものが
販売されています。
固いものは夜寝るときに付けて手袋を付け、
日中はさらっとつけられるものを選ぶと良いでしょう。
おすすめはベビー用のワセリンなどです。
余計なものが入っておらず、しかもするーっと伸びます。赤ちゃんにも使えますしね^^
まとめ
手湿疹がひどい時はひとまず、強い作用のある薬を使いましょう。
しっかり良くなってから、強い薬をやめ、その後は保湿に専念しましょう。
潤いを流さないように、水や汚いものを触る時にはプラスチック手袋をします。
良くなったら、日常の気がついたときにちょっと保湿を心がけます。
手湿疹は治りますので、治療の最初だけちょっと頑張ってみましょうね^^