最近咳がよく出る。鼻水は出ていないし、風邪ではないみたい。
もしかしたらそれは花粉症による咳かもしれませんよ!
その原因とは?じゃあどうしたら改善できるの?病院はどうしたらいい?
咳が辛いあなたへ、原因と対策をお伝えします!
Contents
花粉症なの?咳が出る原因は?
咳が出るのは風邪だけだと思っていましたが、花粉症による咳が出ることもあります。
咳もアレルギー反応のひとつなのです。
喉でアレルギーによる炎症が起きていると、器官が狭くなってさらに刺激にも敏感になります。
アレルギーで咳がでることによって刺激になり、その刺激でさらに咳が出やすくなってしまいます。
また、風邪のように鼻水がたくさん出ていたら咳の原因になることがあります。
鼻水が外に出ていなくても、鼻の奥では常に喉に向かって鼻水が粘液として流れてて、それがほこりや花粉と混じって痰となり、絡んで咳がでることも。
逆に、鼻水が少な過ぎると潤いがなく、乾燥しても咳が出ます。
さらに、冷たい空気も喉への刺激になります。
花粉の季節は、鼻水、乾燥、花粉、冷たい空気と刺激が多い時期ということ。
そんな環境にいると花粉アレルギーで炎症を起こしている喉にとっては咳が出やすい環境となってしまうのです。
花粉症の咳が出るのを改善するには?
花粉症の咳が出るのを改善するには、お医者さんで花粉症の治療を受けることに加え、前述の状態から徹底的に喉を守ることが肝心です。
咳がひどい時に筆者が実際にやって効果的だった対処を挙げます。
逆説的ですが、咳をしなければが咳が出ない、つまり出さないように気をつけることが、喉を守り咳を減らすことになるのです。
●マスクは洗顔・お風呂以外24時間
●マスクの中に濡らした小さいティッシュやガーゼを挟む
→マスクをすることで、喉の保湿や、冷たい空気を吸わない効果がある
●水をこまめに飲む
●こまめにうがいをする、痰を出す
→潤いと、雑菌を外に出し刺激の元を減らします。
●のど飴を舐める できれば薬用のもの(トローチや龍角散)
→喉の保湿効果と、刺激物を喉から排除する効果がある
●あまり話をしない、大声と小声は避ける
→喉を極力使わないほうが咳が出にくいです。
●首を温める
→マフラーやネックウォーマー、ハイネックシャツなどを着用しましょう。
首自体の結構も良くなるので、調子が良くなります。
花粉症の咳が止まらないときは病院に行ったほうがいい?
花粉症の薬があまりに効果がないとき、激しい咳が3週間以上続くときは、花粉症ではなく咳喘息の疑いがあります。
咳喘息は、アレルギー反応の一種で、花粉だけでなく、ハウスダストやダニが原因のことも。
咳をずっとしていると余計に悪化するので、適切な治療をしないと慢性化して治りづらくなります。
生活に支障があるくらい激しい咳のときは、もう一度診断をしてもらいましょう。
同じお医者様でもいいし、セカンドオピニオンを受けてみるのもおすすめです。
まとめ
花粉症でも風邪でも、咳が気になる時は必ずお医者さんで診てもらいましょう。
花粉症の薬はなかなか効果が出ない場合もありますが、いろいろ合う薬を探ってみる必要があります。
薬を飲みつつ、喉をいたわるように生活の中で工夫して改善を目指しましょう。
余りにもひどい咳のときは、咳喘息を疑いましょう。