東京ドイツ村のイルミネーション2016 混雑は?車は?体験リポート

「あしかがフラワーパーク(栃木県足利市)」「江の島 湘南の宝石(神奈川県藤沢市)」と並んで、夜景観光コンベンション・ビューローによって関東三大イルミネーションに認定されている東京ドイツ村(千葉県袖ヶ浦市)。都心からも日帰りで行くことができ、その景観は壮大です。ネット上では様々な有力情報が掲載されていますが、筆者は1月上旬に東京ドイツ村のイルミネーションを見に行ってきました。足を運んで体感してきたからこそ伝えられるドイツ村の今を報告します。

スポンサーリンク

Contents

東京ドイツ村のイルミネーション2016、営業時間は?料金は?

10年近く前でしょうか、東京ドイツ村には1度だけ行ったことがありました。
車で園内を回ることができる花と緑のテーマパークで、平日だったためか入場者は少なく、園内では花々は眺めたり、動物と触れ合ったり、お店の中でドイツビールやソーセージなどが楽しめるものの、ちょっと物足りない印象でした。
大自然のスケールを味わいたい人にとっては、むしろ富津市にあるマザー牧場の方が魅力的かもしれないと思っていました。

東京ドイツ村の通常期の営業時間は9:30~17:00。年中無休です。
冬季限定でに楽しめるのが、2015年は11月5日から始まっているイルミネーションです。
2016年3月31日まで、16:00~20:00に開催されます。今回はイルミネーションを目的に出かけました。

冬季の東京ドイツ村の営業時間は9:30~20:00です。
昼の部と夜の部に分かれており、9:30~15:00の入園料(一般)は、

大人1人 1200円
中・高校生 800円
4才~小学生 600円

です。駐車場料金はかかりません。例えば、大人2人、小学生1人、3歳以下1人の4人家族ならば、
1200×2+600円=3000円が必要になります。昼の部で入園すれば、駐車場料金はかかりません。園外に出なければ、20時まで3000円で済みます。

一方、イルミネーションを目的とした夜の部の入園の場合、15:00~19:30までの入園料は、

自家用車で来園の場合(最大乗車人数まで) 2000円
電車・路線バスなど他の交通手段(3歳以下無料) 1人500円

です。先の家族の例だと、自家用車で2000円、その他の交通手段だと1500円となります。

筆者は自家用車で1000円で入れる割引クーポンがあったので、家族4人で1000円で入園しました。

入園した時刻は16時10分ごろです。イルミネーションの点灯は既に始まっていますが、この時刻ごろはまだ周囲も明るく、どちらかといえば園内の芝生広場やわんちゃんランドで遊んでいる子供たち、家族連れ、カップルの姿が多くみられました。

IMG_3077

16時45分ごろ、マルクトプラッツ(レストラン)の脇にある露店でフランクフルト(400円)、焼きそば(500円)、キャラまん(350円)を購入し、家族で食べて腹ごしらえをしました。
IMG_3086

IMG_3085

IMG_3087

ちょうど17時になると、丘の上ステージで大きな音楽が鳴り響きます。
17時15分にはピンクレディのUFOが流れていました。ここからがイルミネーションの本番です。

芝生広場に250万個ものライトが照らし出され、辺り一面が青、緑、白などカラフルなイルミネーションに包まれます。

DSC_0086
DSC_0086

DSC_0095
DSC_0095
DSC_0129
DSC_0129

観覧車からの景色も素晴らしいようで、周辺の駐車場はいっぱいになっていました。ただし、観覧車も混雑していましたので、待つのが好きではない方にはあまりおすすめできません。

補足ですが、丘の上ステージではロボット型のイルミネーションの近くに、自転車をこぐと出てくるシャボン玉、決まった時刻に吹き出てくる白い風船上の物体(こわすと白い煙が出てくる)がありましたが、子どもたちが追いかけて壊そうとみな遊んでいました。わが子も白い風船を壊そうと躍起になっていました。
また、イルミネーションの広場の中には子どもたちが入れる小屋があり、多くの子たちが入って遊んでいたようです。子どもたちにとってもイルミネーションは飽きることがないように配慮されています。

IMG_3102

IMG_3100

IMG_3093

IMG_3091

東京ドイツ村のイルミネーション、車での所要時間は?

東京ドイツ村の住所は

〒299-0204 千葉県袖ケ浦市永吉419

です。館山自動車道「姉崎袖ヶ浦IC」から約3km、5分のところにあります。

JR千葉駅から東京ドイツ村で下車できる高速バス「カピーナ号(千葉~鴨川線)」があります。電車と路線バスを乗り継いでも行けます。

ただし、ドイツ村の壮大さを体感するにはやはり自家用車でしょう。実際、地元の袖ケ浦のほか、横浜、足立、伊豆など他都道府県のナンバーも多くみられました。また、レンタカーとみられる車も多かったです。

館山自動車道「姉崎袖ケ浦IC」までは東京方面からは

東京湾アクアラインを経由するルート

東関東道・京葉道路を経由するルート

の2通りがあります。

アクアラインがある川崎浮島ICに近いエリアの出発であればアクアライン経由の方が早く、東関東道の湾岸市川ICに近いエリアからの出発であれば後者のルートが早く着きます。
土曜、日曜の午前、お昼時は両ルートとも少し混雑しますが、それほど激しい渋滞になることはないでしょう。両ICから現地までの所要時間はおよそ35~40分程度です。

筆者は湾岸市川ICから10キロほど離れた都内東部を14時半に出発しました。
あえて、高速道路は使いませんでした。この時間帯はそれほど一般道が渋滞しないのを知っていたからです。
自宅から東京ドイツ村まで約60キロの道のりでしたが。国道357号、国道16号とスムーズな流れに乗って、所要時間1時間35分ほどで現地に到着しました。


スポンサーリンク

東京ドイツ村のイルミネーション、混雑は?おすすめはこの時間

筆者が東京ドイツ村に行ったのは1月11日(月)成人の日でした。「土日だと大混雑」というような情報もありましたが、3連休の最終日ということもあってか、想定していたほどの混雑ではありませんでした。
この時期は臨時駐車場のほか芝生広場の一部も駐車場として用意されているようですが、1月11日に限ってみれば芝生まで利用されるような状況はなく、どちらかといえばガラガラという印象です。

筆者はイルミネーションの点灯時間である16時過ぎに、念のため出口近くの駐車場に止めました。万が一、16時以降に入場してくる自動車で駐車場がいっぱいになり、帰るときに混雑する事態を避けようと思ったからです。

ところが、17時過ぎから本格的なイルミネーションが始まっても、出口周辺の駐車場は埋まる気配もありませんでした。
一方で、観覧車、丘の上ステージに近いところの駐車場はほとんど埋まっていました。イルミネーションが見渡せること、ステージに近いほうが何かと便利ということもあったのでしょう。

17時から1時間ちょっとイルミネーションをじっくり楽しみましたが、18時になると辺りはもう真っ暗です。
1月上旬での感想にはなりますが、18時過ぎまでイルミネーションを堪能できれば十分なのではと思います。

今回の体験を踏まえた、イルミネーションをストレスなく楽しむためのおすすめは

「日曜日の17時から18時まで」

です。土曜日よりも日曜日が混雑が少ないこと、芝生広場一面がイルミネーションで彩られ始めるのが17時過ぎだからです。

また、東京ドイツ村のイルミネーションを見に行く際には以下の点、ご留意ください。
①現地は高いところにありますので、平地よりも気温は低いです。イルミネーションを見るのにはできるだけ暖かい服装をおすすめします。
②帰宅の際、出口は2か所ありますが、1本の道路に合流するため、出口周辺は混雑します。筆者が帰宅した18時過ぎではそれほどストレスなく出られましたが、19時過ぎになると大変混雑することが予想されます。日曜日の帰宅が遅くならないよう、18時半ぐらいまでには帰宅したほうがよいかもしれません。

まとめ

丸の内など都心や市街地のイルミネーションは数多く見てきましたが、自然のイルミネーションは初めてで感動しました。東京ドイツ村では2016年1月16日から2月27日までの毎週土曜日、イルミネーションに加えて冬花火も1000発打ち上げられます。19:00からの20分です。こちらは混雑が予想されるので、花火を見てから帰宅したい方は出口近くに車を止めておくことをおすすめします。

東京ドイツ村イルミネーションに行ってみた感想と写真♪子連れの工夫は?

スポンサーリンク