2015年、9月現在早くもインフルエンザの流行の兆しが見えています。
東京の小学校では早くも学級閉鎖まで起きています。
毎年、インフルエンザの予防接種は一般的に予約が9月後半、摂取が10月からとなっています。
受けるか受けないか迷っていますか?
2015年からインフルエンザ新ワクチンになるそうです。
「今年のインフルエンザは怖い」と毎年言われていますが、それに対抗するためにも
是非予防接種を検討してみてください。
予防接種を受ける際の注意や、効果についてもまとめます。
そして、新ワクチンって、いままでのと何が違うのでしょうか?
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インフルエンザ予防摂取後、運動や飲酒はOK?
インフルエンザに限らず、予防接種のあとは一般的には
激しい運動、大量の飲酒は避けるようにと問診票に注意書きがしてあります。
予防接種を受けたら運動、飲酒がいけないかというとそういうわけではなく、
日常生活、軽い晩酌程度なら良いとは思うのですが、
激しい運動や大量の飲酒で具合が悪くなったりしたときに、
予防接種で体内に入ったワクチン(不活化ウイルス)の影響なのか、
判断がつきにくくなるという恐れがあるということ。
体の中で、免疫をつけるためにウイルスと戦っている最中ですから、
ちょっと通常の体の状態とは違うのです。
たった一日ですから、その日くらいはのんびりと体をいたわってあげましょうね。
インフルエンザ予防摂取は効かない?
インフルエンザの予防接種は効かないと言われることがあります。
基本的に、インフルエンザのウイルスは「A型」と「B型」が主に流行るのですが、
さらに、A型の中でも種類がいくつもあります。
インフルエンザのワクチンは、このA、B型、さらに種類を組み合わせて作られます。
流行のウイルスの型を予測してからワクチンを作るので、
その型と実際に流行った型があっていないと、免疫が対抗できず、
効果ない、と受け止められるのです。
発症しなかったらしなかったで、「免疫が体の中で戦ってくれた」実感はとくにないわけで、
予防接種しておいてよかったーとは感じにくいというのもあります。
ただ、予防接種をしたのに発症した方でも、
症状が軽く済んだり、短期間で回復したりなどの効果もあるようですから、
受けるに越したことはないでしょう。
そして、2015年秋のインフルエンザから新ワクチンの摂取が始まるそうで、
これまでより効果があるのではないかと期待されています。
どうして効果があると言われているのでしょうか?
インフルエンザ予防摂取新ワクチン、何が違う?
インフルエンザワクチンを作るとき、その年の南半球で流行っているウイルスの型を参考にします。
(季節が逆転しているので、日本が暑い時期に寒く、インフルエンザが流行るのですね)
これまでのワクチンは「3価ワクチン」といって、
A型から2種、B型から1種の組み合わせで作られていたのですが、
新ワクチンは「4価ワクチン」になるとのこと。
A型2種、B型2種になるそうです。
理由は、これまではB型インフルエンザは1種類しか流行らないと言われていたのに、近年は2種類同時に流行る傾向にあるからとのこと。
これまで、B型が片方しか対応していなかったので、もう片方にかかってしまい、「インフルエンザ予防接種は効き目がない」という一因になっていたようです。
というわけで、新ワクチンなら、防げるウイルスの種類が増える事になるので、今までよりさらに受ける意味がありそうです。
まとめ
予防接種を受けるにも、インフルエンザを防ぐにも、健康な体が一番です!
食生活や生活習慣を整えて、寒い季節に備えましょう。
自分がインフルエンザにかからないことは、自分のためにも、会社や家族を守ることにもなりますよ!