鼻水だらだら、目は取り出して洗いたいくらい痒い!どこで見てもらえばいい?
出産したのは前年秋、それから授乳している今シーズン、花粉症を気合で乗り切ろうとしました。
「出産したから体質改善されたかも」
「忙しいから花粉症忘れてるかも」
しかしそれは甘かった・・・!花粉症の症状で自分は騙せない!
授乳が終わったらシーズン前から治療するようにしようと思っていたけど、授乳中の今も辛い!
やっぱり何かできることはないかと、病院に行ってきました。
我慢することなかった・・・そんな実体験をまとめました。
Contents
花粉症 授乳中でも薬がもらえるのは何科?
授乳中、花粉症を見てもらう診療科の選択肢はいくつかあります。
・内科
・耳鼻科
・眼科
・婦人科・産婦人科
・小児科(大人でも)
筆者が花粉症の症状を訴えに行ったのは、近所の耳鼻科でした。
なぜこの耳鼻科にしたかというと、花粉症って定期的に通う必要があるので近いということがまず一つ。
もう一つは、こちらの耳鼻科は、妊娠中に風邪をひいた時も通っていて、妊娠・授乳中ということを一貫して伝えていたからです。
その度に、妊婦、胎児、乳児に大丈夫な薬をチョイスしてくれたし、大丈夫な理由を説明してくれる先生でした。
何科にかかるかは通いやすいならどちらの科でも良いでしょう。
一番のポイントは授乳を最優先してくれる先生でいらっしゃることだと思います。
授乳中と伝えているのに、「母乳は止めて」「ミルクに切り替えて」なんて簡単に言って終わりにする医師も多いです。
母乳育児に理解がある先生であれば、母乳をあげて問題ない薬を選択してくれるか、その知識がなければ「薬は出せない」って言ってくれるほうがまだマシです。
そこで、母乳優先で、と言いやすいのが婦人科や小児科の先生です。
小児科では、子供の風邪のついでに母親である私の風邪を見てもらったこともあり、大人も一緒に受診できるんです。
婦人科の良い点は、待合室で感染する病気での患者さんが少ないので安心して待っていられる点だと思います。
花粉症の季節はインフルエンザともかぶるので、あんまり病院に行きたくないところです。
さて、耳鼻科での診察の時の話に戻ります。
鼻水と目の痒みが辛かったので、耳鼻科のあと眼科も行かないと、と思っていたのですが、二つの症状を伝えたら、飲み薬と点眼薬を処方してくれました。
飲み薬は「メキタジン」「プランルストカプセル」と目薬(後述)を処方されました。
授乳中で、母乳に薬の成分が移行してしまってもリスクが少ないように、子供にも飲ませているという薬を処方してくださいました。
メキタジンは子供にも出される薬だそうです。
目薬も、もっと炎症が強い場合のステロイド系だと、眼科じゃないと出せないとのこと。
以前、舌下免疫療法についてお話を伺い、妊娠・授乳中はできないと説明してくれたのもこちらの耳鼻科の先生でした。
それがあって、授乳中は花粉症の薬は飲めないのかと思ってしまったのですが、今回診察してもらってよかったです。
授乳中 花粉症の目薬はこれでした
目のかゆみに処方してもらった目薬は「パタノール点眼液0.1%」でした。
一日4回まで使って良くて、間を4時間は開けてくださいとのこと。
目がごろごろして痒く、手で強くこすってしまいます。
朝起きると、目やにが固まっていたことも。
こすって赤くはなっていましたが、炎症が強くて目が真っ赤というほどではありませんでした。
耳鼻科の先生に処方してもらった時には、
「局所に直接つかう薬は母乳に影響ないから心配しないでね」
とおっしゃっていました。
もらってすぐ、1回使ってみたのですが、その後、飲み薬の方が効いたのか、使う回数は減りました。
全く使わないで一日を過ごすこともあります。
痒くて我慢して結局こすって目を傷つけているんじゃないかと心配だったので、だいぶ安心できました。
花粉症の薬の合う合わないは人によって違うので、ご参考までですが、
これで効き目がない人は眼科で鼻の症状とは別に見てもらう必要があると思います。
授乳中 花粉症の点鼻薬はこれでした
夕食後の飲み薬を飲んでも、明け方鼻水で起きてしまうな~と思って、次回の診察で相談したところ、
飲み薬の効き目が切れてしまわないように、飲む時間を寝る直前にすることになりました。
その他に点鼻薬を追加で処方されました。
処方されたのは「ナゾネックス点鼻薬」でした。
片方の鼻につき2回ずつ、1日1回です。
これも寝る前になりました。
私自身、点鼻薬が苦手で、2~3回使ったのですが、
明け方の鼻水がそんなに気にならなくなったので、使うのをやめてしまいました。
飲み薬のタイミングをずらしただけで私には十分だったようです。
こちらの薬も、目薬と同様に、母乳に影響がない理由を説明していただいた上で、処方されました。
まとめ
授乳中は、なるべく薬を飲みたくないし、赤ちゃんに影響があるかもしれないと思うと自分は我慢してしまいがちですよね。
筆者もそう思っていたのですが、母乳相談の桶谷式の助産師さんに花粉症だけど我慢しているという話をしたところ、
大丈夫な薬もあるから、と勧められました。
鼻水に目のかゆみに、お母さんの行動が制限されるだけでなく、イライラしたりして
育児そのものが危うくなりかねません。
お母さんの健康が赤ちゃんの健康を支えていると言っても過言ではありません。
最低限必要なお薬や治療を取り入れることも検討してみてくださいね。