引越し挨拶は一人暮らしでする?しない?悩む時のおすすめ法

4月になると新年度のスタートとともに新しい生活が始まります。特に進学、就職などで都会での一人暮らしを始める地方出身者も多いでしょう。引越しの準備でドタバタしているけど、そういえば引越しの挨拶ってどうしたらいいの?学生から社会人、結婚に至るまで過去に5回の引越しをしている筆者がアドバイスします。

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引越しの挨拶は一人暮らしの場合するべき?しない方がいい?女性は?

まず、筆者(男性)の体験談からお伝えします。
筆者は高校卒業後に進学のため上京しました。その際は単身で寮生活を始めました。寮といっても実際は安くで借りられる単身用のマンションといった雰囲気で寮生との交流はほとんどありませんでした。
共有のスペースがあったので交流しようと思えばできたのですが、当時は一人で過ごすのが好きだったこと、隣人と密に接するとプライベートが確保できなくなる、などの理由で積極的には関わらないようにしたのを覚えています。

そして、大学3年生のとき寮を出てアパートで一人暮らしを始めました。引越し先は都内の築20年2階建て木材アパートでした。各階に10部屋があったので、20世帯が住んでいたと思います。家賃は当時で管理費込み57,000円でした。

当時は少し大きめの中型バイクを所有しており、共有の通路の隅にほかのバイクが
並んでいて、引越しと同時に場所を確保しました。

なんとなく周囲に迷惑と思われる行為をするかもしれないなら引越しの挨拶はしたほうがいいだろうなと思ってはいましたが、楽器演奏でうるさくするわけでもないし、夜泣きする小さい子供がいるわけでもないので、バイクを置くぐらいならいいだろうと思い、挨拶はしませんでした。

筆者はこのアパートに社会人になってからも住み続け、合計で6年住みました。
通常、関東圏の賃貸契約は2年ですので2度更新をしたことになりますが、隣人の顔は分からずじまいでした。

結論からいうと単身でアパート、マンションに引越す場合、引越しの挨拶はしなくてもいいといえるでしょう。
周囲も単身者ばかりで不在のケースが多いことがその理由です。特に女性の一人暮らしの場合は、一人で生活していることを明かしていることにもなり、遠慮したほうがいいかもしれません。

とはいえ、引越しをすれば引越し業者が荷物を運んだりで、隣人さんが在宅していれば引越ししたのがバレバレ。隠すわけでもないが、なんとなく挨拶をしておいたほうがいいのでは?という方に挨拶をするタイミングと方法、おすすめギフトを紹介します。

引越しの挨拶はいつまで、どこまでの人にする?いない場合はどうする?

引越しの挨拶をするなら、早い方がいいです。特に引越し作業は隣人にはわかりますので、できれば当日おそくとも翌日がベストです。遅れても数日間のうちにはしておきたいところです。時間帯は午前中または夕方ごろがよいでしょう。
マンション・アパートなら最低限、両隣の方にはしておきましょう。賃貸契約を結ぶ際に大家さんとも顔見知りになっていた場合は大家さんにも引越しの挨拶をします。

何度か訪問しても不在だった場合は、郵便受けに簡単な挨拶メモを残すだけでも十分です。


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引越し挨拶ギフトの相場は?おすすめは?

挨拶する以上は粗品を持って行った方が喜ばれます。一般的には挨拶ギフトの相場は500~1000円といわれますが、一人暮らしの場合はほんの気持ちで十分です。
さすがに100円であれば渡さない方がいいかもしれませんが、300円でも問題ないでしょう。

隣人がどのような方かわからないだけに、凝ったものよりは誰でも使うものが定番です。タオル、せっけんなどが定番ですが、筆者のおすすめは入浴剤です。安いものなら300~400円で売っています。
普段入浴剤を使っていない人も、使ってみようという気持ちになります。単身者はシャワーで済ませがちですが、湯船につかることで身も心も温まり、リラックスできるのです。

避けておきたいのが生ものです。日持ちしないからです。
また、筆者の体験から食べ物全般もおすすめしません。筆者が忙しく自宅にあまりいない日々が続いたためか、筆者の隣に引越してきた方が郵便受けに挨拶メモとともに数百円ぐらいのお菓子を入れていました。気持ちは大変ありがたかったのですが、メモだけでは顔が見えない上、食べ物の期限が持つのかどうか、ひょっとしたら何か変なものが入っているのでは?という疑念が払しょくしきれず、結局、食べずに処分した過去があったからです。

手渡ししようとあらかじめギフトを用意していても、本人に直接渡せないケースもあるので、食べ物は避けたほうがいいでしょう。

まとめ

筆者は結局、一人暮らしのときは引越し挨拶はせず、結婚してから戸建て物件に住んだ時にご近所5~6件に挨拶をしました。賃貸物件だったので、数年後に引越ししましたが挨拶をして近所の方と顔見知りになれたのは結果的にはよかったことだと思います。ただ、家族で広い住宅に住むのと一人暮らしで狭い集合住宅に住むのとでは事情が異なります。一人暮らしの場合は隣人も外部からの訪問を警戒しているケースもあり、インターホンを鳴らしても出ないことがあります。そういうときは最初から訪問はせずに挨拶の手紙とギフトを郵便受けに入れておくというのも手かもしれません。

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