年末年始の大掃除のことが気になっているあなた。
毎年、大掃除のための便利グッツや汚れがいかにおちるかという掃除法など、
テレビや雑誌でもとりあげられますよね。
でも、うちは面倒くさいからもういいやと諦めていませんか?
面倒くさいの理由が、おうちの中にものが多いから・・・というのも大きな理由に挙げられるのではないでしょうか。
そこで、近年流行っている断捨離やときめきの片付け方法をざっくりとご紹介します。
ものが多くて大掃除のやる気が出ない、腰が重い方も、参考にしてみませんか?
ちょっと知るだけでも、去年と今年は何か違う年末年始になるかもしれませんよ。
Contents
大掃除の前にものが多い
大掃除するにも、ものが多いとまずそれをどうにかしないと掃除がしにくいですよね。
つまり逆に言えば、ものが少なければ掃除もしやすいのです。
ものが多い理由は
●ものをすぐ買ってきてしまう
●ものが捨てられない
●買ってきても使っていない
●使っていなくてももったいなくてそのままある
などなど理由があると思います。
でもこれらって、精神的な癖であることが原因だと思います。
モノに対する考え方を変える。
捨てることの価値を知る。
そうすれば、ものを減らすことができそうです。
ではモノに対する考え方や捨てることの価値とは?
その指標をわかりやすくしたものが、断捨離とときめき片付け方なのです。
大ヒットした二つの片付け方法について、簡単にまとめてみました。
(注:筆者の解釈が入っています)
大掃除の前に断捨離をする
断捨離とは、やましたひでこさんが編み出した物の整理術です。
断捨離の3つの漢字ひとつひとつに意味があります。
断・・・不要なものが入ってくるのを断つ、買わない
捨・・・今ある不要なものを捨てる
離・・・物への執着から離れる、物欲をなくす
ものを買うときに、例え100円のものでも、本当に必要か考えます。
もし、一定の期間使わなかったら捨てよう、という前提で買います。
今あるもので代用できないか、工夫してなんとかならないか考えます。
捨てるときに手間がかからないか(処分料など)考えて手に入れます。
今ある不要なものについて、捨てるかどうか考えます。
思い出がある・・・と迷うものは「その物に思い出があるのか、心の中に思い出があるのか」を
よく考えます。
その物を持っていなくても、思い出は消えないし色あせないですよね?
その「物」自体が思い出ではないのです。
いつか使う、と取っておいたものも、1年・・・それどころか3年使っていなかったりします。
1年使っていなかったら毎年出番がないということ。出番がなかった物だったら捨てます。
また、本やCDなど買い直せるものは、お金があればまた手元に取り戻せるので、お金は社会へのあずけ賃と思って、
捨てたりリサイクルに回したりします。
トランクルームを借りて物を預ける人もいるくらいですから、それよりはよっぽど費用がかかりません。
トランクルームに預けるときのことを思うと、物を置いておくって、それだけで費用がかかるんだと思います。
その費用以上に価値があるものを置いておくなら、トランクルームはいいと思います!
そうじゃないなら、思い切って社会に預ける気持ちで、物を手放すことはいいと思います。
物を預けた(処分した)分、毎日お部屋が快適になります。
断捨離の考え方が身に付けば、
物を手に入れる時も、捨てる時も、自分に大切なのは物を手に入れたことの満足感ではなく、
体験・経験自体が、目には見えなくて触れないけど何より人生を豊かにするものだと感じられるでしょう。
大掃除の前にときめき片付法をする
ときめきの片付け法は、近藤麻理恵さんの編み出した片付け法です。
こちらは捨てる方法とはちょっとだけ違います。
●残すものを決める
●残すかどうかの基準はモノを手にした瞬間にときめくかどうか
●残すものが決まったら収納について考える
なので、毎日の生活の中で必要なもの、ときめくものを残します。
ときめくものを残したら他を処分して、整理整頓するという考え方のようです。
また、残すものを決める日をまず決めてしまいます。
「祭り」と称して、短期間でいっきに終わらせることが大事だそうです。
なぜなら、長期間かかると嫌になってしまうから。
そして、それをモノ別で次々にやっていきます。
まずは洋服。家中の物を全部集めて、ひとつひとつ手にとりときめくか判断する。
高かったから捨てづらい、でも今着ていない、痩せたら着る、値段の割にイマイチとかそういう洋服ありますよね。
それって今はときめいていないのです。
買った瞬間、手に入れたこと、その一瞬にときめいた、そんな役割の服もあるとのこと。
片付ける順番についても決まっていて、
衣類、本、書類、小物、思い出のもの・・・とやっていくと決まっています。
これは残す捨てるの判断をするときにしやすいものからになっているようです。
判断に慣れていくに従って、ハードルを上げていきます。
あくまで順番はモノごとなので、場所ごとにやらないこと。
場所ごとにやると、終わったあとにまた別の場所で・・・とうんざりしてしまい、
やる気がなくなってきてしまいます。
モノを捨てるときに「ありがとう」とモノに感謝を伝えることも大切であるとしています。
また、残ったモノを収納していくときに、モノが心地良い状態で収納してあげること、そのやり方についても解説してありました。
ときめくモノに囲まれて生活していくという考え方になることで、
毎日の生活もときめくという片付けの魔法なのですね。
まとめ
物を減らす方法、話題の2つを筆者の解釈を交えてご紹介しました。
片方やってみるのもいいし、ふたつのいいところを合わせてみてもおすすめです。
どちらの方法も、家族のものには勝手に手をつけてはいけないそうです。
それぞれの判断、考え方があるので、喧嘩のものになるとのこと。
何より、自分がまずはやってみせること。
綺麗だと真似したくなる人間の心理をくすぐることで自分もやりたい!となるようですよ。
自分の判断で出来る範囲からやってみて、家族のテリトリーは自主性に任せるか、最終手段としては許可を取ってからやることにしましょう。
物が少なくなれば、大掃除もしやすいということで、
まずは物を減らし、収納しましょう。
ものが多い人は、断捨離やときめきの片付けをしたら、それで今年の大掃除が終わってもいいとおもいます。
それだけで、すっきりとして、年末年始の気持ちも少しは違うのではないかなと思います。
大掃除は物を減らすことから。是非やってみてくださいね。