育児での肩こりに効果!一人でもできる手軽なおすすめ肩こり解消法

育児中のママさんにとって、つらいのが肩こりです。1日何時間も抱っこひもを使って、肩に負担をかけては常に肩がガチガチになっているママさんも多いのでは?整骨院に行けたらいいけどそんな時間もお金もない、自分でマッサージしようと思ってもなかなか手が届かない、そんなあなたに効果てきめんで手軽な肩こり解消法を紹介します。筆者は日常的に肩のケアをしており、これさえすれば肩こりは悪化しません!

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整骨院にも行ったけど、育児の肩こりにおすすめは?

筆者はもともとひどい肩こり持ちでした。勤務はパソコンを使ったデスクワーク。自然と前かがみの姿勢になってしまいます。その場では肩を回したり、肩をたたいたりして何とか痛みをごまかしていました。

そんな中で、第2子の出産とともに育児休業入り。
子供が首が据わる4カ月ごろまでは体重も6キロ前後ですし、肩こりはそれほどひどくはありませんでした。ところが寝返りもできない状況ならまだしも、7~8カ月にもなるとハイハイで自宅の中をあちこち駆けまわったり。慌てて子供を抱っこするケースが増えました。外出時は抱っこひもが欠かせません。

1歳近くなると9キロぐらいになり、しだいに抱っこするのがつらくなってきました。たまたま、自宅から自転車で行けるところに平日の午前中限定で、受付の女性が子供の面倒を見てくれる整骨院があったので、時々、そちらに通っていました。

電気やマッサージを合計15分前後で行ってくれ、それなりに肩の痛みは改善するのですが、お金と時間もかかるので頻繁に行けるわけではありません。また、肩のマッサージの仕方にもよりますが、一時的にもみ返しで肩がいたくなることがありました。

そんなある日、友人の勧めでたまたま始めたのが鍼灸治療でした。最初は体に刺す鍼って痛いんじゃない?お灸なんてお年寄りがすることじゃない?と半信半疑でしたが、だまされたと思って肩と肩甲骨周りを治療してもらうことに。

すると、肩の痛みがとれてかなりラクになったのです。もんでいないのでもみ返しもありません。
ただし、難点なのは整骨院治療よりも少しお金がかかること。そしてやっぱり手軽にはできないこと。

鍼灸院治療では、「肩こりの原因は肩そのものではなく肩甲骨周辺の筋肉のコリから生じている場合が多いこと」を実体験しました。

それもそのはず。首から肩、肩甲骨までは左右それぞれ太い筋肉でつながっているのです。
特に抱っこひもをしていると肩に力がかかりますので、肩がぐっと押し込まれますが、肩だけでなく肩甲骨の筋肉も悲鳴を上げています。

そこにヒントを得て、私なりに試行錯誤の後、考えたセルフケアの方法がお灸だったのです。

育児の肩こりに効く!おすすめのツボはここ!

お灸は、ほどよい温熱でツボを刺激して自然治癒力を高めて症状を改善する、体にはやさしい医療です。自然の力で副作用もなく体のバランスを整えてくれます。

ツボとはヒトの体をめぐるエネルギーの通路と言われる経絡(けいらく)上に、身体の異常が現れるポイントのことです。

肩こりに効くおすすめのツボは、ずばり「肩井(けんせい)」です、乳頭からまっすぐ上の肩のラインにあり、押してコリを感じるところです。
ここならば、鏡を見ながら自分でお灸に火をつけ、乗せることも可能でしょう。

首と肩の間です(写真は男性)
首と肩の間です(写真は男性)

このほか、

曲池:ヒジを90度曲げたときにできる大きなシワの先のへこみ。肩や腕の痛みをやわらげ全身の血行をよくするツボ

天柱:首のうしろの2本の太い筋肉の左右の外側。髪の生え際のあたり。後頭部から背中にかけて筋肉の緊張を緩和するツボ

もあります。

自分1人でやるのであれば、上記3つのツボがおすすめです。

肩井、曲池は比較的やりやすいですが、天柱は髪の生え際で女性であればお灸が髪の毛に当たる可能性が高いですので、場合によっては避けた方がよいでしょう。ツボを軽く押すだけでも効果はあります。

そして、旦那さんなど誰かお灸を据えてくれる方がいらっしゃる場合は、以下のような据え方をおすすめします。

肩井から肩甲骨、腰にかけての太い筋肉に沿って痛い箇所に3~4箇所お灸を据える
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これは効果てきめんです。お灸を据えて5分、温熱によって肩周りの血行がよくなるので、肩こりがぐっと和らぎます。
筆者は毎日夜にこのお灸をすることで、その日に起きた肩こりはほとんど軽減しています。

試行錯誤の後、おすすめのお灸はずばりこれ

お灸の効果があるのは、実体験として良く分かりました。
鍼はやはり若干の痛みがありますし、自分で刺すのはちょっと気が引けます。それと違ってお灸は火をつけて据えるだけの手軽さです。

凝りだしてからさまさまな「お灸」と名の付くものを体験しました。
結果として、筆者が現在使っているお灸はずばり「せんねん灸 オフ ソフトきゅう 竹生島」(70個入り税抜1100円)です。

せんねん灸オフ ソフトきゅう 竹生島 70点入

せんねん灸オフ ソフトきゅう 竹生島 70点入
価格:864円(税込、送料別)

一番最初に買ったのがこれでした。
しかし、当初は肩ではなく手の親指と人差し指の付根にある合谷(ごうこく)と呼ばれる万能ツボにお灸をしていました。合谷のある箇所はソフトきゅうでは十分な熱が伝わらなかったためです。

せんねん灸にはお灸の熱さによって「レギュラーきゅう」「しょうがきゅう」「みそきゅう」「にんにくきゅう」があります。すべてのお灸で合谷のツボを試したのですが満足した効果は得られず。合谷に関しては指で押すのが一番という結論に至ったわけです。

その際、肩にもお灸を載せました。個人差はあると思いますが、レギュラーきゅうよりも熱いお灸ではやけどが生じる可能性があります。

さらに、ソフトきゅうはもぐさの香りがリラックス効果をもたらしますが、その他のお灸の香りは初めての方にはつらいかもしれません。

鍼灸院で販売されていたカマヤミニ(弱)(120個入り税抜き1800円)も試しました。

こちらはソフトきゅうとほぼ同じ効果と考えていますが、もぐさを押し出したりする手間がかかるので、使い勝手がややソフトきゅうより劣ります。

火を使わない方法も考えて、おきゅ膏Z(120枚入り税抜960円)も試しました。貼るだけの手軽さはありますが、皮膚が弱い筆者にははがした後の跡が残って大変でした。

「せんねん灸 オフ ソフトきゅう 竹生島」は定価1100円ですが、筆者の自宅近くのドラッグストアでは850円前後で売っています。クーポンがあれば安くなるストアですので、15%や20%引きの際にまとめ買いをしています。1個当たりの単価は約10円です。1回につき8~10個使っても費用は100円前後。整骨院に通う費用と手間と比べたら、かなりお手軽な肩こり解消法といえるのではないでしょうか。

においが気にならず、またやけどが少ないようであればレギュラーきゅうもおすすめです。

なお、せんねん灸は70個入りのソフトきゅうについている応募券を10個集めると、1個のお灸をプレゼントしてくれるのですが、毎年11月下旬から翌年1月にかけて年末年始のキャンペーンをやっており、この期間に応募すると1個のプレゼントが2個になるので、さらにおトクになります。


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まとめ

育児中に悩まされる肩こりの解消法としてお灸をおすすめしました。なお、お灸は妊娠中でも授乳中でも使用については問題ありません。むしろ、安産に効くというツボ(三陰交)があるほどです。ただし、火を使うので火の取り扱い、また小さい子供が触ったりしないようにご注意ください。どうしても火が気になる方は、少し値段が高くなりますが火を使わないタイプのお灸もあります。

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