退職の挨拶メールの例文7つ!bcc送信が常識?いつ出すかタイミングは?

あいさつ

退職の挨拶って何を書いたら良いか、失礼のないようにしたいものですよね。
現在の職場で、退職なさる方の報告メールを毎年何通かいただきまして、
とても参考になるので文例としてご紹介します。

例文の他、送信の宛先、メールを受け取ったタイミング、その後の退職当事者のあいさつ回りの様子など
参考になるようにお伝えします。

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Contents

退職の挨拶メール 社内で送る時の例文・文例

退職の挨拶メールですが、これまで実際に届いたものを参考に3パターンの例文をご紹介します。
元同僚、元同僚で新卒からいた若い子(年下)、他部署の方です。

〇元同じ部署の同僚からの退職挨拶メール文例
〇元同部署年下同僚からの退職挨拶メール文例
〇他部署で業務上絡んだ方からのメール文例

〇元同じ部署だった同僚からの退職挨拶メール

【その1】

お世話になった皆様へ

お疲れ様です。○×課の△△です。
私事で恐縮ですが、このたび、MM月YY日付けで退職することになりました。最終出社はmm月yy日となります。

Y年に入社し、気づけばYY年が経過しました。
社会人としての私を育ててくれた(会社)に、そして未熟な私に関わってくださった皆さんに心からの感謝いたします。

(会社)を離れた後も、何かしらの形で○○に関わり、社会に貢献できればと考えております。

最終出社日はmm月yy日(金)となります。お忙しいところ恐れ入りますが、mm月bb日に皆様の元へご挨拶に改めて伺いたいと思っております。

どうぞ宜しくお願いいたします。

【その2】

お世話になった皆様へ

お疲れ様です。
△部◎課の&&です。

早速ですが、このたび一身上の都合により(会社)を退職することになりました。
在職中は大変お世話になりました。

入社当時は不安が多かったですが、(会社)の皆様の支えがあって、
乗り越えることができました。

◇部へ異動となってからも、(新プロジェクト)の立ち上げに向け、
また新しいメンバーと共に歩むことが出来たこと、本当に誇りに思っています。

この会社で出会った皆様のことは、
これからも私の中で大切な思い出として残っていくことでしょう。

本日ご挨拶にお伺いさせていただきますが、
離席中やお休みの方もいらっしゃるかと思いますので、
簡単ではありますが、本メールにて退職のご挨拶に代えさせていただきます。

最後になりましたが、皆様のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。
いろいろと本当にありがとうございました。

【その3】

%%部の皆様

おつかれさまです。??部の●●です。

個人的なお知らせになりますが、一身上の都合により
VV月ZZ日付で退職することになりました。
最終日はVV月KK日になる予定です。

$$部での日々は、私にとって良い思い出です。
皆さんには本当にお世話になり、大変感謝しております。
ありがとうございました。

近々ご挨拶に伺いますが、年末年始ということもあり
皆さんお休みでお席にいないとも限りませんので
まずはメールにてご連絡させていただきます。

〇元同部署年下同僚からの退職挨拶メール文例

【その4】

お世話になった皆様

お疲れさまです。
◆◆部 **です。

お仕事中お忙しいところ大変申し訳ございません。
私事での突然のご連絡で恐縮ですが、しばしのお時間ご容赦ください。

私事でございますが、●日を最終出社日とし、
(会社)を退職いたします。

新卒で入社後、▲部、■部、◎部、と様々な部署で様々な経験をさせて頂きました。

社会人として右も左も分からない状態から育てていただき、
大変失礼なこともあったかと思いますが、
そんな私をいつも温かく見守ってくださり、また育成してくださり、
感謝の言葉もございません。

今後は、これまでと業界とは異なりますが、
(会社)で皆様から教わったことを忘れずに歩んでいきたいと思います。

出来る限りご挨拶にご訪問させていただきたく思いますが、
皆様のお仕事の関係もあると思いますので、取り急ぎメールでの
ご連絡をご了承いただければ幸いです。

末筆ながら、(会社)の益々の発展と皆様のご多幸を、心よりお祈り申し上げます。

本当にありがとうございました。

【その5】元同じ部の同僚・新卒入社から5年以内

お世話になった皆様

 お疲れ様でございます。
 △課の##です。

 この度、一身上の都合で●月末に退職することとなりました。

 これまで多くのご迷惑やご心配もおかけしたかと存じますが、
 約Q年間、業務に努めることができましたのは、
 ひとえに皆様の温かいご指導の賜物と深く感謝しております。
 厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 00日(火)が最終日となりますので、またご挨拶に伺いますが、
 まずはメールにてご連絡させていただきました。

最後となりますが、皆様のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。

〇他部署で業務上絡んだ方からのメール

【その6】

☆☆部の皆様へ

お疲れ様です。
■の**です。

この度、一身上の都合により3UU月末で退社させていただくこととなり、
本日が最終出社日となりました。
本来であれば直接ご挨拶をすべきところ、メールでのご挨拶にて失礼いたします。
入社より約NN年、業務を通して多くの方々と関わり、
コミュニケーションの大切さ、報連相の重要さ、他多くのことを学ばせていただきました。
在職中は皆様に大変お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。
この会社で学んだことを今後も活かしていきたいと思います。

なお、今後の担当者といたしまして
引き続き※※主任、♪♪(さん)が業務を担当いたしますので、
今後とも■をよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、
皆様のさらなるご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。
今まで本当にありがとうございました。

【その7】

皆様

お疲れ様です。★課の◎◎です。
お仕事中に失礼いたします。

このたび一身上の都合により、今月末付で退職することになりました。
本日が最終出社日となります。

後ほどご挨拶に伺いますが、不在の方にはこちらのメールにて失礼いたします。

在職中は(携わった商品名)の開発業務を筆頭に、
日頃から様々な場面において、
皆様にお世話になりましたこと大変ありがたく思っています。

短い間ではありましたが、
多くの経験をさせていただいたことを糧に今後も精進して参る所存です。

最後になりましたが、皆様のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。
いろいろと本当にありがとうございました。

退職の挨拶メールはbccで送るのが常識なの?

社内向けの退職メールはbccで送るのが常識と言われていますが、
常識というか、双方に都合がよい理由があります。
メリットデメリットを挙げます。

退職メールをbccで送るメリット

1.数人に一斉に送れるので手間が省ける
2.同時に送られている人が誰なのか本人以外わからない。
3.社内の人間関係についての一種のプライバシーが守られる

退職メールをbccで送るデメリット

1.受け取った側が「一斉送信で済まされた」と思う場合もある
2.文面と宛先が、大勢に向けたものになるので特別感が出せない
3.個人宛でないことで、単なる事務的な報告に感じてしまう。

自分も相手も会社のメールアドレスで送信する前提の場合でも、TO欄に一挙に宛先を入れていく前に、
TOの欄に一緒に入る人同士の関係を考えてからにしてください。
例えば、会議室にその方たちが一斉に集まった場合を想像してみましょう。
その時に、そのような場でお互いを知らない同士だとか、関係が薄すぎる、関係が悪い同士だったら・・・?
つながりがあることを知られては不利益を被る人間関係だったら・・・?

感謝の言葉を伝えるはずの行動が不測の事態を招くと言えなくもありません。
そのような関係の人同士がいないと言えるかを良く精査しましょう。
その点の手間が省けるので、bccで送るメリットの2.3.の項目が言えます。

また、違った意味で注意が必要なのは会社のアドレスでなく、携帯電話アドレス、個人のフリーメールアドレスに送る場合です。
TOの中の人同士で他人のアドレスがわかってしまうことがあり、個人情報の漏えい問題が発生してしまう恐れがあります。

人間関係が開示されても問題なく、上記のマナーが守れると思った場合、送信した人全員が明確にわかるTOで送っても問題ないですし、
受け取った人が「この人たちは退職の情報を知っているのだ」と認識しやすくて良いと思います。

デメリットの部分については、受け取った方との関係性や、受け止め方の問題なので、仕方ない面もあります。
社内でお世話になった方が多い場合は致し方ないと思いますし、一定の理解は得られると思います。

つまり、bccで送るのは単なる常識ではなくて、マナーと配慮と利便性を天秤にかけてちょうど中間の妥協点ともいえるでしょう。
その分、事務的と思われることもあることは承知の上、特に誤解されたくない方には別途個別にメールを送るか、
最終日に近づいたころに直接ご挨拶に伺いフォローしましょう。


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退職の挨拶メールはいつ出すのがベストタイミング?

退職の挨拶メールは、退職日当日でも問題ありませんが、
できればお別れに声をかける猶予を与えてほしいものです。

メールを送ったあと、直接挨拶に行くということを考えたときに、
その人数にもよりますが、1週間程度あれば十分かと思います。

また、有給消化がある場合は、消化後の退社日ではなくて、
消化に入る直前の最後の出勤日の前に挨拶を済ませるようにしましょう。

これらを考慮した時に、最終出社日から10日~1週間前が送信日に良いタイミングと言えます。

時間的ないつ送信するかのタイミングは、
受け取った側の経験では、定時退社時刻の数分あとやお昼休みのタイミングが多かったと思います。

メールなのでいつ送っても受け取った相手が開くのは自分のタイミングなので
良いとは思うのですが、希に退職の挨拶メールを「個人使用」として
業務中に送るのを快く思わない方もいないとも限らないので、
念のため就業中を避けることをおすすめします。

退職についての連絡・報告も業務のうち、とあくまで私個人的にはですが思いますので、
文面をねっておく、送信の準備をしておくのは、業務中でも良いと思います。
ご自身の職場の雰囲気を鑑みて、そのあたりは臨機応変に対応してください。

最後に

メールで挨拶をするのは、あくまで最終日までに全員に挨拶のために会えない場合のフォローです。
メールだけで済ませるのはちょっと・・・という相手が思い浮かんだら、必ず直接声をかけて最後の挨拶をしてくださいね!

飛ぶ鳥跡を濁さずといいますが、最後のお別れも気持ちよくして去りましょう。

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