もちろん、出すような状況(身内の不幸)にならないことがありがたいですし、いただく側であることが多かったりします。
自分が出す側でないと、届いたときそう意識していないのではないでしょうか?
この記事では喪中はがきを万が一出す側になった時のマナーをお伝えしていきます。
Contents
喪中はがきはいつまでに?日にちは?
喪中はがきはいつまでに出すと良いのでしょうか?
お相手のことを考えると、相手の方が年賀状を出す前までに届くと良いですね。
年賀状の受付が始まるのが12月15日からなので、早く年賀状を出す方もいらっしゃいますから、
その前までに喪中はがきが届くのがベストと言われています。
本来は「事始め」という、お正月の準備を始める日である12月13日以降に出すというのが正式なしきたりです。
ただし、近年は年賀状を書く前にお知らせするのが親切という考えもあり、11月1日の年賀はがき発売からそう期間を空けずに、11月中旬~12月初旬までに喪中はがきを出すという方が多いようです。
しかし様々な事情があるでしょうから、発送が遅くなってしまっても失礼にあたりません。
遅くとも年内に届くように出せばよいとされています。
また、喪中はがきを出しても出さなくても、年賀状が届いた場合には、「松の内」の1月7日以降に寒中見舞いを出せば大丈夫です。
喪中はがきはどの範囲の親族までのことを?
喪中はがきを出すときに、どこまでの親族について出すかはについては基本的には2親等までです。
0親等
・配偶者
1親等
・自分と配偶者の両親
・自分の子(養子、配偶者の連れ子も含む)
2親等
・自分と配偶者の祖父母、自分と配偶者の兄弟姉妹
・自分と配偶者の孫
2親等の場合、同居しているか否かでも変わってくるようです。
出す方、出さない方と別れる傾向があるようです。
また、3親等以上で、同居していなくても自分の喪に服する気持ちから喪中はがきを出す方もいらっしゃいます。
決めかねている場合、ほかの家族にも相談して決めると良いでしょう。
喪中はがきは誰までに出す?
喪中はがきはだれまでに出せば良いでしょうか?
喪中はがきは誰かがなくなったことをお知らせする「報告状」ではありません。
また、「だから年賀状を私に送らないでください」とお願いするために贈るものでもありません。
「年賀欠礼」と言って、
「喪に服しているので、お祝いの挨拶をする気持ちになれないので控えさせていただきますがお許しください」
という挨拶なのです。
ですので、基本的には、毎年年賀状をやり取りしている相手に出せば良いです。
または、来年から年賀状を送らせていただこうと思っていたお相手にも送って大丈夫です。
親族宛てには、年賀状をやり取りしている方であれば出します。
家族内では出さなくて良いでしょう。(実父がなくなって、実の兄弟に出す等)
まとめ
喪中はがきはいつまでに、どの親族までについて誰に出すか?目安が付きましたか?
喪中はがきを出すことは「年賀欠礼」といって、年賀状を出せずに失礼いたしますという意味がありますが、
相手の方は年賀状を送ってはいけないと言うことではありません。
ですので、年賀状が送られてきた場合、相手の方に失礼だなと思うことはないのですが、
近年では「喪中の方に年賀状を送らない」という配慮をされるのが一般的になっています。
このように、相手を思う気持ちがあってこそのマナーになっているのですね。
気持ちがあれば、どのタイミングで送っても相手の方にご理解がいただけるのではないでしょうか。
以上、ご参考になれば幸いです^^