この夏は、一家5人で、東北・岩手に3泊4日したことが、私の一番の思い出となりました。
その記録として、この日記を綴っていきます。
私は今年、昨年出産した次女のために育休をとっているので、
父が毎年向かう、父方のご先祖様の墓参りに同行することにしました。
父は毎年、400kmの距離を一人で往復運転し、車で
関東から東北の片田舎に向かい、お墓を掃除し、檀家としてお寺に挨拶をして・・・と
墓参り旅行(とここでは私が呼ぶことにする)を毎年することで、
日本の伝統を守るかのような夏を過ごしているのです。
父はまだ現役で、仕事の休みがお盆の前後だったりして、
働いている私のお盆休みと合わないとめったにこの墓参り旅行にはいけないのだが、
私もめったにとれない育休の最中と言うこともあり、
父に前々から「一緒に墓参り旅行についていかせてね」と伝えて、
この夏、それが実現したという運びになりました。
私が小学生になるかならないかの頃は、毎年、家族で岩手に父母の両親宅へ
里帰り(田舎に帰ると言っていた)していたのですが、当時は毎年それが少しけだるい行事でもありました。
当時は(1980年代)チャイルドシートが義務ではなかったので、
セダンタイプのマイカーで、後部座席は足元に隙間を作らず、荷物や食料を詰め込み、
私と妹は足を延ばして、二人でわいわい田舎までの道中を快適に楽に過せるようにセットされていました。
子供には数時間のドライブは、酔うので本も読めないし、自由に走り回ることはできないしで、
まるで半日かかっているかのような時間の長さでした。
田舎のおじいちゃんちにつくと、車を降りるときのあまりの体のだるさに、地面に降り立った途端、ほっとしたものです。
もちろん、休憩は高速道路のサービスエリア等でしていたはずですし、運転もしていません。
でも子供ながらに、長時間車に乗っているのはきついなあと毎年思って、行きはよいよい帰りは怖いで、
ついても帰りの車の乗車時間を考えると少し憂鬱になっていたものでした。
それが大人になって、自分からついていきたいなと思う、私の中の心境の変化があったのでした。
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