筆者の妹が先に出産し、甥っ子が生まれました。
実家の初孫で私は伯母になりました。
出産未経験だったので、かわいい赤ちゃんになんでも買ってあげたくなる伯母バカになり、
お正月に帰省し、お年玉をあげるのも毎年恒例の楽しみとなりました。
そんな甥っ子も年長さんになった年のこと。
まだお金の価値が完全にわかっていません。
毎年上げていくのが一般的なお年玉の金額を、前年よりも、相場よりも少ない額にし、
それでいて甥っ子が喜びそうなお年玉にする作戦を立て、結果とっても喜ばれました。
その時の工夫をお伝えします!
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お年玉 幼児へあげるときの相場は・・・。
一般的に言われている相場は大きく分けて3種類くらいかなと見ています。
A.年齢÷2×1000円
これが、一番多くみられた例です。年長さんなら5~6歳なので、年齢÷2の数を四捨五入か切り捨てかで1000円変わってきますが、2000~3000円です。
B.年齢×1000円
1歳からあげて、年長さんで5000円。
小学校で1万円になってしまうので、ちょっと額が大きいかなと思う相場。
余裕がある人はいいと思います。
C.幼稚園児は一律3000円。
小学生は5000円、中学生1万円、などと世代で揃えてしまおうという相場。
計算してみたのですが、中学校3年生まであげたとすると
総額は・・・
A. 65,000円(四捨五入で、15歳まで)
B.120,000円
C. 78,000円(0歳はなし、1歳から3,000円)
となりました。
15年後の約6万円をどうとるか個人の価値観が分かれるところですが、
意外とCの案もいいかなと思ったり、
Bをあげられるくらい余裕があったら嬉しいな・・・という感想です。
堅実なのはAですが、最初から相場っぽい額で年齢の割にインパクトがあり、
お得なのはCでは?!
一度あげたらなかなか減らせないので、最初が肝心といいますね。
それか、減らせなくても毎年同じ額でずーっとあげるかでしょう。
特に幼児の間は、お年玉だよ~とあげてもあまり反応がなく、
お菓子やおもちゃをあげたほうが大喜びされるという現状ですので、
将来を見据え、相場をどの案で行くか、ご自身のお財布事情を鑑みて決めてくださいね。
お年玉 昨年私が甥っ子にあげて喜ばれたの3つの工夫
”一度あげたらなかなか減らせない”と書きましたが、私は減らしました。
でも今までで一番喜ばれたんです。
もともと、上記の相場のA案を考えていたので、昨年、年長さんの甥っ子なら、
6歳ですので、6歳÷2×1000円で、3000円あげるはずでした。
ところが、姪っ子が生まれ、今後のことを考えたのと、
昨年までのお金をあげた時の甥っ子の反応が思ったものを違ったので、
今年は喜ばれたい!と思ったのです。
また、私はかわいい甥っ子にたくさんあげたいと思ったのですが、
我が家にも子供は二人になり、律儀な妹なのであげた分返してくると考えたときに、
甥っ子も、まだお金の価値が曖昧なので金額を多くしたからということでは喜ばないだろうし、
我が子たちも、もらうには多すぎるな、ということで、
私と妹の間で「気を使わない額にしよう」と話し合ったのです。
兄弟姉妹で話し合った、のがまず工夫の1つというわけです。
尚且つ、甥っ子の「数字に対する知識」と「お金の価値観」について妹に聞き込み調査をしました。
・紙のお金より硬貨がなんか好き。
・500円硬貨が、硬貨の中で一番価値がある、多い金額だというのはわかっているっぽい
・お年玉というくらいなので、本当に玉のほうが実感が湧きそう
これらと「お互いが負担にならない」という大人の事情を加味して、
一昨年は紙のお金で2000円か3000円(忘れた)あげたところを、
昨年は500円玉3枚を甥っ子の好きなキャラクターのぽち袋に入れてあげました!
その結果、今までで一番の反応で、喜び方が期待通りでした!
甥っ子より年下の我が子にも、妹からぽち袋に500円玉。
乳児にも、500円玉をぽち袋にいれてくれました。
好きなキャラクターの袋にいれてあげるのも、毎年の私の楽しみです。
甥っ子も我が子も、袋をコレクションして喜んでいます。
小さな封筒なので、子供はすきなアイテムですよね。
赤ちゃんも離さないくらいなので、袋は重要です。
2つめの工夫は、500円玉にしたこと。
500円玉なので、個数を増やすと豪華に見え、しかも少ない額で喜ばれます。
3つめの工夫は、その子のすきなキャラクターのぽち袋にすること。これは誰でもやっているかもしれませんね。
というわけで、工夫をすることで、相場よりずっと少ない金額で、甥っ子を喜ばせることができたのでした。
お金の価値が分かるようになった時にはもちろん、相応の額にして甥っ子には喜んでもらおうと思います!
お年玉 面白いあげかたを考えています。
甥っ子は小学1年生になりました。
お年玉でまた喜ばれたいので、また妹に相談しました。
お金の価値観が変わったかどうかまた調査です。
今年の彼の傾向は・・・
・1000円が高いのはわかってきたようだが、500円玉で支払いをしたときのおつりで枚数が多いと、増えたと喜ぶ
とのことです。
小学一年生になれば、1000円札の価値がわかってくるかと思ったら、まだそんなにすぐではないのですね。
500円玉をたくさんあげるのがいいのかなと思ったのですが、
ちょっと工夫することにしました。
案は次の3つです。
(1)500円玉5枚と、100円玉20枚の袋を用意する。
中身を教えたうえで、好きな方を選んでもらう。
意地悪したいわけじゃなく、ひとひねりして、甥っ子と勉強になることをしたいのです。上記の価値観の小学生がどのくらい判断力・知識があるか知りたいのもあります。
もちろん、多い方を選んでもらいたいです!
(2)1000円札、500円玉、100円玉、50円玉、10円玉、5円玉、1円玉
全種類のお金を入れる。
1万円と5千円がないのは、ご愛嬌で!
これも、勉強になるかなあと思いました。
(3)新10円玉の棒金であげる
硬貨が束になっているものをご存知でしょうか。
コンビニやスーパーのレジで小銭を補充するときに筒状のビニールにくるまれたものを剥いてコインを出すのを見たことがあるでしょうか。あれが棒金です。50個の束になっています。
それのぴかぴかの10円玉のをあげたらよろこぶかなと思ったのですが、
新品の硬貨は銀行でも用意するのが難しいそう。
出回っている色でなら用意できそうですが、10円玉50個あったら、親である妹がちょっと困るかなと思うと躊躇してしまいます。
私の中では1案が有力候補。
袋は、甥っ子が夢中で読んでいるまんがのキャラクターのを用意しました。
どんな反応になるか楽しみです!
最後に
甥っ子は小学一年生になり、数字の勉強を始めたばかり、お金の価値観がこれからつく!という幼児には使える工夫をお伝えしました。
お金の価値観が分かるようになると、金額でびっくりさせることが出来ると思います。
そのときは、5000円と3000円の袋を用意してくじ引き方式で渡すとか、
お札を折って、金額のところを面白く演出するなどもしてみたいと思います。
幼児にはまだそのへんの冗談が通じないので、一歩手前の楽しみ方をするというわけです。たくさんあげることが喜びに比例するわけじゃないので、ひと工夫が必要ですね!
参考になれば幸いです^^