結婚式を欠席したいときの理由とマナー 返信はがきとお祝い

友人から結婚式に招待されたあなた。

嬉しいと同時に
「お金が・・・」「仕事が、時間が・・・」
と出席を悩むこともあります。

大親友とまではいかず、でもそこそこ仲の良い友達です。

金銭的にも時間的にも厳しい・・・そんなときは無理せず欠席しても、

礼を尽くせばお祝いの気持ちは伝わります。

友人との仲がこれをきっかけに壊れてしまわないように配慮が必要です。

そこで、結婚式を欠席したい時のマナーをご紹介します。

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Contents

結婚式を欠席したいときの理由とマナー

個人の事情がありますから、結婚式を欠席することもあります。

招待状のはがきを欠席で出し、ご祝儀を1万円ほど郵送しましょう。

大切な友達なら、ご祝儀+式当日に祝電を送ってあげましょう。

 

欠席の理由はいろいろですが、相手が納得できる理由の場合はそのまま伝えます。

出産関係や海外出張、身内の結婚式、試験があるなどといった場合は具体的に書きます。

法事や不幸などの場合は「やむを得ない事情により」などとぼかして伝えるのが鉄則です。

●お金がない、単に出席したくない
→身内の法事や、ほかの結婚式と重なっている等、無難な理由を伝える
→やむを得ない事情・・・とぼかす

●仕事が忙しい
→「忙しい」「多忙」と言うと失礼にあたるので「どうしても所要があるため」とする

●ほかの結婚式とかなさっている
→先約がありますため

●法事の日取りと重なる
→やむを得ない事情によりとぼかす

 

 

はがきでは出席すると言ってしまってから欠席する場合は少しだけ配慮が必要です。

招待した側も、ひとりあたり数万円かけて席を準備しています。

1週間前くらいまでなら、式場側でも人数をキャンセルすることができたりしますので、

招待した友人に損失ができるだけ出ないよう、できるだけ早く欠席を伝えましょう。

その場合、ご祝儀を1万円ほど郵送しましょう。

 

直前や当日に欠席になってしまっても、なるべく速やかにその旨を伝え、

当日出席した場合の祝儀と同じ相場で、3万円ほどを郵送しましょう。

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ドタキャンのお詫びの気持ちも込めて予算5000円~1万円ほどのプレゼントを送るか、

手配が間に合えば祝電を送ってあげましょう。

 

結婚式を欠席する場合の返信はがきの書き方

表は「●●●行」の「行」を二重線で取り消し、「様」に書き換えます。

裏は「御出席」を二重線で取り消します。

「御欠席」の「御」を二重線で取り消し、「欠席」を〇で囲みます。

そして理由の文章を書きます。

「ご結婚おめでとうございます。どうしてもお祝いに駆けつけたかったのですが、

  (理由)  のため、残念ながら失礼させていただきます。

お招きいただきありがとうございました。

 二人の幸せを心より願っております。」

 

文章の雰囲気は、

「おめでとう、招待ありがとう、こういう理由で行けなくて残念」

という流れで書きます。

 

結婚式を欠席してもお祝いの気持ちを示すには

結婚式を欠席しても、友達関係を壊さないようにするには、後日のフォローが大事です。

ご祝儀は必ず送りますが、プラスして祝電、プレゼントなどを送るのことで

さらにお祝いの気持ちが感じられるとお伝えしました。

 

欠席の連絡後、ご祝儀だけ手配している場合、プラスアルファのフォローも検討しましょう。

または、後日会えるときに、結婚式の写真を見せてもらったり、

結婚式当日や結婚生活の話題など振ってあげましょう。

どうしても会えなければ、メールや電話などでお話するのも良いですね。

まとめ

ご自身の生活や体調、お仕事や家族関係で結婚式に行けない、

行きたくないこともありますが、礼を尽くせば友情にひびが入ることもありません。

 

逆に言えば、結婚式に出ると交通費に準備にご祝儀にと出費が大きくなりますが、

欠席だったら少し抑えることができます。

それでも、お祝いする気持ちには変わりありません。

 

無理せず、結婚のお祝いの気持ちを伝えた上で、

欠席という選択をしても良いのではないでしょうか。

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