喉のイガイガ、咳の原因は何?風邪でない場合は?通院の記録

花粉症でもないのに何だか喉がイガイガする。咳がする。

普通の風邪かなと思ってしばし様子を見てもなかなか治る気配はなし。長引くにしても数カ月は長すぎ。。。

病院に行ってもなかなか原因がわからず、特定されてからはすぐに完治した経験から、喉のイガイガ感で疑うべき病状をお知らせします。

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喉がイガイガする?普通の風邪?気にしすぎ?

2015年4月末ごろだったでしょうか、突然、喉がイガイガするような感覚になりました。

最初は普通の風邪だろうと思いました。ちょうど有名芸能人が咽頭がんによる
声帯摘出を公表した時期でもあり、必要以上に喉に意識が集中したのもあったかもしれない。
できるだけ気にしないようにしよう、と考え1週間が過ぎました。

喉の違和感がずっ~と続いていて、数分おきに唾を飲み込まないといけないような感覚。
もしかしたら、自分もがんなのでは?というような一抹の不安もいだきながら、とりあえず意を決して耳鼻咽喉科に行くことにしました。

耳鼻咽喉科では、喉が痛いと訴えました。鼻と喉をチェックしてもらい、予想通り喉が赤くなっているとのこと。
咳もあったので、とりあえずは菌を殺す抗生剤、痰を切る薬、喉のイガイガ感を取る薬などを処方してもらいました。

薬の効果があったのか、1週間服薬して少しは症状が軽減されました。しかし、完治とまではいかず。
起きているときだけでなく、寝るときも喉に何か絡むような感覚があり、なかなか寝付けません。一度眠ってしまえば、喉が気になって途中で起きることはないのですが、朝になるとやはり喉がイガイガ。

「ちょっと長引きそうな風邪の症状かもね。別の抗生剤に変えて、今度は2週間分きっちり飲んでください」。初診から1週間後の再診で耳鼻咽喉科でそのように言われました。

喉イガイガの原因は?初診から3カ月後に判明

6月~7月ごろ、喉のイガイガ感はだいぶやわらぎましたが、まだ治ったわけではなく時折苦しめられていました。
抗生剤はなくなり、痰を切る薬、喉のイガイガ感を取る薬に加えて、鎮痛剤が処方され、2カ月ほど服薬しながら様子を見ていました。

蒸し暑くなった8月ごろから症状がひどくなりました。食べるときには違和感はなく、喉にしみるような感覚もない。それ以外の時期は何だか痰がからむようなイガイガ感が常にある。

いったい何なんだろう?もしかして原因不明の病気なのかと不安になりつつ過ごしていた9月。耳鼻咽喉科で鼻をチェックしてもらった際、先生が「あれ、アレルギー反応が出ている」との言葉。

「鼻を見ただけでアレルギーだってわかるんですか?」と聞き返しました。さすがドクターですね。
「鼻炎なのになぜ喉が痛いのですか」と続けて聞くと、
「鼻水が喉の裏側に垂れて、喉を荒らすことが多い」との返答(後鼻漏という症状)。

私の喉のイガイガ感の原因は、どうやらアレルギー性鼻炎だったようです。血液検査の結果、アレルゲン(原因)はダニ、ハウスダストでした。


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アレルギーで処方された薬の効果は?皮膚炎は?

耳鼻咽喉科で処方されたのは、タリオンと呼ばれるアレルギー疾患用の薬でした。

「眠気が強い場合もあります、しばらく服用して様子を見てください」といわれ服用すること3日。

効果はてきめんです。後鼻漏がおさまったのか、喉のイガイガ感はなくなりました。

実は夏の時期、毎年腕の皮膚の炎症に悩まされていました。「暑いからむせているの

が原因かな」と思い、市販薬で対処していましたが、なんとタリオンを飲んだら炎症

が消えたのです。

皮膚炎もアレルギーが原因だったようです。

私の場合はダニが主なアレルゲンだったようで、少し寒くなりダニの活動が落ち着いてくる10月下旬以降は薬を飲まなくても症状に悩まされることはなくなりました。「また来年ごろに同じような症状が出たときにいらしてください」と言われ、いったん通院は終了です。

まとめ

長引く喉のイガイガ感や咳はアレルギー性鼻炎による後鼻漏が原因かもしれません。まずは、病院でアレルゲンを特定するのが先決です。特にダニは5~9月の高温・多湿の時期に活発になるので注意が必要です。次回はアレルギー鼻炎と診断されたときの対策について報告します。
花粉症の症状に喉のイガイガもある?痛みは?違和感を軽減する対策は?

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