花粉症で鼻のレーザー治療をしたら効果は?副作用は?手術の流れは?

花粉症の薬が効きづらく、鼻水がだらだら出るのが辛い場合、鼻のレーザー治療という手段もあります。

レーザー治療、粘膜を焼く、と聞くとちょっと怖いですが、効果があるならやってみたいと思いませんか?
副作用などのデメリットもわかった上で、するかしないか、手術の流れなど、負担と効果とを天秤にかけて考えてみましょう。

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Contents

花粉症で鼻のレーザー治療の効果は?

花粉症でレーザー治療をすると得られる効果は、鼻づまりとかゆみ、鼻水が劇的に減ることです。
花粉の季節に、鼻がすーっと通るようになります。
手術後、1ヶ月前後で効果が実感できるようになります。

症状が0にならない場合もありますが、それでもかなり軽く、薬の服用も大幅に減らせます。
そのため、薬の副作用に寄る、ぼーっとする症状やめまい、眠気などの負担も軽減されます。
体のためにも、薬は必要最小限、できれば全く飲まないでいられるに越したことはないですよね。

また、費用面でレーザー治療は保険適用で6000円~1万円かからない程度ですし、これまでにかかっていた通院や薬にかかる費用が減ります。
何より、花粉の飛ぶ期間、定期的に通院する時間や手間が省けるのは大きいのではないでしょうか。

鼻水が出なければ、ティッシュペーパーの消費量も減りますし、鼻の下がひりひりするのも防げるので、精神的にもかなり楽になりますよね。

レーザー治療は、花粉に反応する鼻の粘膜を焼くものですが、良くも悪くも、粘膜は再生します。
二度と戻せないものではないので、体に負担は少ないと考えられます。

粘膜が再生すると花粉症に対する症状は再現します。

花粉症で鼻のレーザー治療をした場合の副作用

レーザー治療のあとは、焼いた粘膜の部分が腫れて、かさぶたの状態になり一時的に鼻づまりになること、鼻水の量が増えることが挙げられます。
それ以外は副作用は特にありません。

デメリットとしては、上記で少し触れましたが、レーザー治療の効果は永久ではなく、粘膜は再生します。
つまり効果はそれまでということ。

早い人で6ヶ月、長くても2年程度と個人差はあります。
毎シーズンに1回手術を受けるのが確実ですね。
逆に言えば、毎年受けなければならない治療法です。

レーザー治療は、薬の効果が薄いとか、アレルギー症状がひどすぎる方のための、治療方針の一部にすぎないのです。

万能の治療法ではありません。あくまでほかの方法と組み合わせて治療を行っていきます。

手術は痛くないと書いてあっても痛い人は痛いし、痛みも強い場合も弱い場合もあります。
ただし時間が短時間で済むので、花粉の飛ぶ期間症状が軽減され、効果にメリットを感じるのであれば、痛くても毎年受けたい!と思えるでしょう。


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花粉症でレーザー治療を受けるときの流れ

花粉症の鼻のレーザー治療の手術は基本的に日帰りです。
耳鼻科に行き、予約なしで受けられる医院もあります。

レーザー治療の流れは次の通りです。

病院に行き医師の診察後、説明があります。

その後、鼻の奥に局所麻酔をかけます。
麻酔をかける方法は、鼻の奥、レーザーを当てる粘膜部分に麻酔薬を含んだ綿を入れる方法であったり、直接スプレーを吹きかける方法だったりします。
10分くらい経って、麻酔の綿を取り出したり、スプレーを吐き出すか飲み込んだりして麻酔はおしまいです。

それから、レーザーを当てていきます。
レーザーを当てるときは、焦げ臭い匂いがします。
痛みは、ちくっと感じる程度の痛みの方もいれば、涙が出るほど痛い方もいます。
5分くらいで両方の鼻の手術が終了します。

1週間後に、焼いた部分の診察があります。
それまで、鼻の奥が腫れて詰まったような感じがします。鼻水も多くなります。
この状態になるのは個人差があり、期間も3日~1週間ほどで収まります。

鼻の奥で出来たかさぶたが取れて出てきたりします。
その後、鼻が通るようになります。

1回で効き目がない人も3割ほどいるようです。
その場合は2回目の処置を受けるなど、医師の診断を仰ぎます。

まとめ

鼻の奥の粘膜を焼くとなるとちょっと怖いですが、仕組みがわかれば効果の方を期待してしまいます。

また、治る(再生する)というのも、体の部分を切り取ってしまう等よりは、やってみてもいいかなと思うポイントです。
痛みの程度も、先生の腕なのか、治療器具なのか、個人の感じ方の問題なのかというところで、受けてみないと何とも言えないですね。

鼻水の苦しさを乗り越えることができるのなら、一度はやってみてもいいのではないでしょうか?

そして春を快適に過ごしつつ、心に余裕が出来たぶんでほかの免疫療法を試してみるとか、ぐっすり寝てストレスを貯めないようにするとか、健康の底上げになることを実行したいものですね。

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