スマートフォンに依存する旦那とスマホ離婚を決断する前に考えるポイント

気になることがあれば何でも調べることができたり、ゲームをしては時間つぶしもできるスマートフォン。便利な世の中になりました。ところが、よく見かけませんか?ファミリーレストランなどでせっかく家族だんらんの時間を過ごしている、はずなのに、スマホに夢中になっている旦那の姿!子供が大きいならまだしも、ご飯の面倒を見なくてはならない小さい子連れでは奥さんは大変です。スマホに依存しすぎる旦那と離婚すら考えてしまいたくなるあなたに、離婚に踏み切る前に考えてほしいポイントをいくつか紹介します。

スポンサーリンク

スマートフォンに依存する旦那が原因で離婚を考える?

スマホの依存する旦那と離婚したいと考える奥さんが増えています。便利なはずのスマホが離婚の原因となるのはその使い方にあります。

①トイレに入って、長く出てこないと思ったら、いつの間にかスマホに夢中になっていた
②小さい子供がずっと泣きっぱなしなのに、スマホに夢中で止めようとしない
③ファミリーレストランなどでの家族団らんの時間でもなぜかスマホに夢中

これでは、いざというときに助けにならない上、「自分よりもスマホの方が大事?それならスマホと結婚すれば!」。こんな声すら聞こえてきそうです。

トイレは閉鎖された空間で、落ち着いて用を足す場所。ひと昔前ならトイレで新聞だったところが、今はトイレでスマホ。こちらの場合、むしろ問題なのはスマホそのものというよりも、汚い手で触ったスマホについたウイルスかもしれません。

ただし、②、③のように目の前ですべきことがあるのにスマホに夢中になっていたとすれば、それはスマホ依存という立派な病気でしょう。

離婚したくなる原因がほかにもあるのであれば止めませんが、「スマホさえしなければいい旦那なのに」と思っているアナタ。ちょっと待ってください。

スマホに依存する旦那の特徴とその対策とは?

スマホの中でも何に依存しているかによって大きく3つのタイプに分けられます。最初は、主にLINEやFACEBOOKなどのSNSなどのコミュニケーションツールに夢中になる旦那です。

性格は基本的に、

「生真面目ないい人」

です。

「コミュニケーションツールで連絡が来たら、すぐに返事してあげなければ相手に悪い」という真面目さがスマホ依存を生み出します。
SNSで友達が多いことは決して悪いことではありません。自分の仕事の都合などでネットワークを広げておいたほうがいい場合もあるでしょうし、友達が多いほど周囲からは信頼されている人物である証拠ともいえます。

ですが、対面ではないネットでの世界。メール同様、スマホでの返事は緊急ではないのです。
過去にも今にも緊急の用事で使うのは電話です。急いで連絡を取る可能性がある人は携帯電話番号を知っているはずですし、急ぎなら先方も電話します。そのほうが早いからです。SNSツールは自分の自由時間に返信すればいいのです。少なくとも24時間以内に反応すれば、人間関係を悪くすることはないでしょう。

言い方を変えるならば、このタイプの旦那は物事の優先順位がうまくつけられません。今、目の前で起きている状況が一番であり、スマホ上の出来事は二の次であることを奥さんの立場から粘り強く説得することが大事です。

こちらは基本的にはいい旦那さんです。理解力もあるのではないでしょうか?すぐにとはいきませんが、徐々に改善していくことでしょう。

次は、気になることがあったらすぐにスマホで検索してしまう旦那です。

性格は基本的に、

「好奇心旺盛」

です。

わからないことがあったら、何でもスマホで検索する癖がついているとスマホ依存になります。

ウィキペディアなんて眺めていたら、ある人物を調べるはずが、次から次へと気になったリンク先をたどっていって休む暇はありません。

ただし、例えば夫婦の会話やテレビなどで気になる言葉が出てきて、
「ちょっとスマホで調べてみるね」
というときは、検索旦那の本領発揮となります。

SNSの生真面目旦那に比べれば、物事の優先順位はついている方です。奥さんからは、「自由時間でやる分にはいいが、大事な要件があれば耳を傾けてほしい」と念を押してお願いするのがいいでしょう。きっと理解してくれるはずです。

一番困るのがゲーム依存旦那でしょう。ゲームは途中でストップできるものもあれば、一度始めるとやめられないものもあり、奥さんとしては大変です。特徴としてはギャンブル依存に近いかもしれません。

ギャンブルほどお金を使うわけではありませんが、無料のゲームばかりではないので、お金もかかります。
そして、健康に被害を及ぼします。ゲームは長時間目を酷使することになりますので、目だけでなく肩、首などの痛みにもつながります。

性格は基本的に、

「どっぷり没頭型」

です。

①家族でいる(起きている)ときはゲームはしない。深夜も控える
②課金制のゲームであれば、1カ月当たりの料金を厳密に決める

などのルールを家族で決めることが重要です。もちろん、やめられるならやめるに越したことはありません。ゲーム依存はSNS依存、検索依存と比べ、実益が乏しいからです。

時間つぶしになるとはいえ、大きな視点で見れば自分の限られた人生の貴重なひと時をゲームで過ごしていることになります。今、自分にとって何が重要なのかをじっくりと考えてみることが大事でしょう。夫婦でじっくりと相談し、改善すればよいのですが改善の傾向がみられないようでしたら、離婚の原因になってもやむを得ないかもしれません。

「家族とゲーム、どっちが大事?」と聞いて、「ゲーム」と答えられたら悲しいですよね。


スポンサーリンク

まとめ

本来の通話、メールに様々な機能が加わったことで便利になった一方、弊害もあります。SNS依存でも、検索依存でも、ゲーム依存でも自由時間に行うなら誰も文句は言わないでしょう。
近頃は断捨離ブームです。モノに依存せず、自分の立場、今自分がやるべき目の前のことをしっかり見定めて、こなしていくことが依存からの脱却、ひいては精神的な安定にもつながるのではないでしょうか。

スポンサーリンク